深夜でも休日でも突然起こるトイレ詰まり。
焦る気持ちはわかりますが、その詰まり、もしかして放置するだけで自然に治るかもしれませんよ!
もくじ
自然に治るかもしれないトイレ詰まり(様子見して良い詰まり)
つまりの原因がトイレットパーパーや排泄物など水に溶けるものが原因の場合、時間の経過で詰まりが解消する可能性が高いです。下記の時間を目安に一定時間放置して、改善されるか様子を見ることも良いでしょう。
① トイレットペーパーによるトイレ詰まり
トイレットペーパーは水に溶けやすく作られていますが、一気に大量の紙を流すことで詰まりの原因になることがあります。しかしその場合でも1〜2時間程度待つことでトイレットペーパーが溶け、詰まりが解消される可能性が高いです。
ただし海外製の一部のトイレットペーパーは溶けるのに時間がかかったり、似たものでもティッシュペーパーは水に溶けにくい性質を持っていますので、一定時間様子を見て解消されないようでしたら別の方法を試すようにしましょう。
② 排泄物(大)によるトイレ詰まり
排泄物に関しても水に溶ける性質を持っていますので、一般的には2~3時間様子をみることで詰まりが解消される可能性が高いです。
しかし便の量や状態によって水に溶ける時間はまちまちで、便秘後の硬い排便であれば時間がかかったり、ペットの便は人間の物より水に溶けにくいなど、解決にかかる時間は変わってきます。
③ トイレに流せるタイプのお掃除シートなど
「水に溶ける」や「トイレに流せる」と書かれたタイプの商品を流した場合も、トイレットパーパーや排泄物より時間はかかるかもしれませんが、6時間〜1晩程度の時間をあけることで自然に解決する可能性が高いです。
ただし流した量が大量な場合や、シートに髪の毛やゴミが絡んでいる場合など、時間をかけても解消しない場合もありますので、詰まりやすいトイレの場合は一般ゴミとして処理する方が安全かもしれません。
時間をかけても自然には治らないトイレ詰まり(放置NG)
上記のように「水に溶ける」性質のものが詰まった場合は時間と共に解決する可能性が高いですが、それ以外のスマホやヘアピンなどの固形物、またオムツや生理用品などの吸水性のある物などを流してしまった場合は放置しても治りませんし、むしろ悪化する可能性があるので放置してはいけません。
また詰まりの原因が先にあげた水に溶けるものであっても、元々トイレや配管に尿石などの詰まりが溜まっていたり、爪楊枝やヘアピンなどの固形物が詰まっていたりと複合的な原因がある場合は詰まりは解消しないかもしれません。
その場合は他の方法を試すか、業者に依頼するかを検討した方が良いでしょう。
水洗工房では「出張・点検・見積もり無料」、状況をプロの目で確認してもらって、金額がどれくらいかかるか知ってから依頼するかどうかを判断することができますので安心です。
もっと早く自然に詰まりを治したい!
時間の経過で治るとはいえ、ご家庭で長くトイレが使えないのは困りますよね。そこで簡単な方法で待ち時間を短くできる可能性が高い方法をいくつかご紹介させていただきます。
お湯で便や紙つまりを溶かす
水に比べてお湯は便やトイレットペーパーなどを早く溶かして(詰まりを解消して)くれることが期待できます。ただし間違った方法でお湯を入れることで効果が半減したり、最悪の場合便器を破損させてしまう恐れがあるので、手順はきっちり守りましょう。
① 便器の中の水を汲み出す
灯油ポンプや紙コップなどを使い、便器の中の水をバケツなどに汲み出しましょう。
② お湯を便器に投入
40度〜60度程度のお湯を便器の半分以上の水位まで投入します。この時に熱湯を入れてしまうと便器が破損する恐れがありますのでご注意ください。
③ 便器の蓋をし、1時間ほど放置
お湯の温度が下がりにくいよう蓋をし、そのまま放置します。1時間ほど様子を見て、半分以上入れた水位が下がっていれば詰まりが解消されている可能性が高いです。
お湯を使う場合の注意事項
トイレは陶器でできていますので、熱湯をかけるとひび割れや破損の原因になりかねません。
使用するお湯は必ず40~60度程度のぬるま湯に留めておきましょう。
またお湯の温度がわからない時は、お湯を沸かして湯気がで始めた頃、もしくは沸騰したお湯と水道水を同量混ぜることで約50度のお湯が作れます。
洗剤で便や紙つまりを溶かす
洗剤を単体で便器に投入するだけでもある程度は効果が期待できますが、上記のお湯と組み合わせることで更に効果が期待できます。その際はお湯の工程①番の「便器の水を汲み出した後」に下記の洗剤のいずれかを100cc程度投入しましょう。
※ 洗剤は絶対に混ぜないよう単体でご利用ください。
① 家庭用食器洗剤(中性や弱酸性洗剤)
トイレットペーパーや排泄物による軽度の詰まりであれば、一般的にどの家庭でもある食器用洗剤で十分に効果が期待できます。
中性洗剤は酸性・アルカリ性のどちらの汚れにも対応してくれますし、界面活性剤の力で油の分解も助けて、結果として詰まりを早く解消できることが期待できます。
② トイレハイターなどのアルカリ性洗剤
アルカリ性洗剤は油脂やタンパク汚れを溶かし、除菌効果でばい菌・ニオイまで落としてくれますので、普段からトイレに下水臭などの症状があったり、排泄物や吐瀉物が原因と思われる詰まりの場合にはこれらの洗剤を選ぶと良いかもしれません。
ただし市販されているアルカリ性洗剤では重度に詰まった髪の毛などを溶かすほどの力はありませんので、あくまで補助的なものと理解しておきましょう。
③ サンポールなどの酸性洗剤
酸性洗剤は尿石を溶かす効果が期待できますので、普段からトイレにおしっこ臭(アンモニア臭)などの症状があった場合などにはこれらを選ぶと良いかもしれません。
ただしこちらも重度に蓄積した尿石を擦らずに溶かすほどの力はありませんので、あくまで補助的なものと理解しておきましょう。
【注意】洗剤は絶対に混ぜずにご使用ください
洗剤を利用する場合は原則、2種類以上の洗剤を混ぜたり、前後に続けて使用しないようにご注意ください。
酸性とアルカリ性の洗剤が混ざることで、中和作用を起こし効果が減少してしまいます。
また「まぜるな危険」と表示されている「塩素系洗剤」と「酸性洗剤」を混ぜることで有毒な塩素ガスが発生しとても危険です。
トイレ詰まりの解消に洗剤を利用する場合は注意事項をよく読み、使用中はしっかり換気等をしてご利用ください。
トイレ詰まりを業者に依頼したらいくらになる?
トイレ詰まりと一言に言っても、状況によって対応が異なりますので金額もそれに応じて変わります。
ただ放置しても治るかもしれないレベルの軽度のトイレ詰まりであれば、一般的にローポンプ(業務用の強力なスッポンみたいなもの)などの処置で解消されると思いますので、業者に依頼しても5000円〜1万円未満で修理できる可能性が高いでしょう。
・しばらく様子見してもトイレ詰まりが改善されない
・待つ時間がないので、早くトイレ詰まりを解消したい
そんな方はまずは「無料出張・無料査定」に対応する業者に依頼してみて、金額を確認してみるのも良いかもしれません。
もちろん水洗工房は無料出張・無料見積り、そして金額等にご納得いただけない場合は無料でキャンセル可能です。
トイレ詰まりを依頼する時、信頼できる業者はどう探す?
残念ながら水回りの修理業者の中には一定数、悪徳もしくは不親切な業者が存在します。
そしてそのような会社ほど広告だけは熱心に取り組んでいますから、インターネットの広告やポストに入るマグネット広告などでトイレ詰まりに困った人に近づき、「気づくと高額請求されていた」という被害が後を立ちません。
そんな悪質な業者に騙されないよう、業者を選ぶ際には以下の点を気をつけましょう。
複数の業者から相見積もりを取る
悪徳な業者や不当に高い金額を請求する会社は、相見積もりを嫌う傾向にあります。仮に急いでいても極端に相見積もりを嫌う態度を見せるような業者には気をつけましょう。
ただし悪徳業者の常套手段として、仮に相見積もりを取っていたとしても、ぼったくり業者の中には依頼時には安い・もしくは正当な金額で見積もりを作っておき、作業に入ってから色々と理由をつけて不当に追加料金を迫ってくる会社もあります。特に安すぎる金額を提示をする会社には注意をした方が良いかもしれません。
クチコミやお客様の声など、第三者の意見を確認する
悪徳な会社を見極めるために一番有効と思われるのは再三者の声、つまりクチコミやアンケートなどの実際の利用者の声をチェックするようにしましょう。
最近では業者などを利用してクチコミ等にも対策をする会社も出てきていますが、それでもよく内容を見ることで不正を見分けることができるでしょう。
特に長い期間、たくさんの利用者から高評価を集めている会社なら安心して修理を任せられる可能性が高いのではないでしょうか。
水洗工房はお客様満足度No.1
水洗工房を運営する株式会社水協は、2023年通期・グループ全体で454件のGoogleクチコミを頂戴し、その評価は5点満点中4.5点という高い評価をいただいております。
また弊社のサービス向上の為に実施しているお客様自筆のアンケートでも、数多くのお喜びの声をいただいております。
これらの声は、少しでもお客様に安心してご依頼いただけるよう公開させていただいておりますので、ぜひ下記のリンクからご確認いただき、業者選びの一助としていただければ幸いです。