トイレ詰まりや水漏れを自分で直せない場合、業者に依頼をすることになりますが、その際の業者選定で嫌な思いをされたことのある方も多いのではないでしょうか。
この記事では思わぬぼったくりや高額請求の被害に合わないためのポイントをまとめてお伝えしますのでぜひ参考にしてくださいね!
もくじ
そもそも「ぼったくり」や「悪徳業者」とは?
大きな繁華街をもつ東京・北海道・愛知・大阪・福岡など全8都道府県では、通称「ぼったくり防止条例」が施行されていますが、この条例はバーなど接待を伴う酒類提供の飲食店や性風俗店における不当行為などを規制する条例ですので水道工事には該当しません。
では水道工事におけるぼったくりや悪徳業者とはどのようなものを指すのでしょうか。
水道工事における「ぼったくり」とは
水道工事における「ぼったくり」とは、法外な料金を請求したり、安価と錯誤させて実際には高額な請求をする等の行為を指すことが一般的です。
水道工事は状況によっては高額な見積もりになることもありますが、その金額内容が実際に必要な状況であるか、また適切な金額であるかなどの判断が重要です。
水道工事における「悪徳業者」とは
悪徳業者とは、巧みな話術や手口で消費者を騙し、高額な費用を請求したり手抜き工事を行ったりする業者のことを指します。
広告に乗っているのが屋号だけで、正式な法人名や会社所在地が伏せられている業者は悪徳である可能性が高いので注意しましょう。
作業員の不正にも要注意!
水道工事は一般的な物販とは違い、決まった商品を売るわけではないので定価などがありません。また工事はお客様宅にて行われるので、会社の監視の目も届きにくくなります。そんな状況を利用し、一部の作業員が不正をするという事例も残念ながら存在ます。
そんな状況が疑われる時、会社として対応する姿勢がある会社であるかどうかも重要なポイントとなります。
悪徳業者によるトイレつまりのトラブル実例
自宅のトイレが詰まり、広告の料金表示に「数百円から」と記載がある事業者に修理を依頼した。1つの修理方法を試しても直らず、「他の作業も必要」と次々に提案され、最終的に50万円を超える請求を受けた。高額で納得できない。
「ぼったくり」「悪徳業者」の見極め方6選
悪質な水道業者には、共通した特徴があります。ここで上げるポイントを確認し、該当する業者は悪質である可能性がありますので注意しましょう。
① 法人名や所在地などを明示しない
ホームページに掲載されているサービス名称(屋号)が会社の名称と同じとは限りませんが、会社の名前を意図的に隠すためサービス名(屋号)だけを掲載している場合もあります。
実際に悪質な業者では複数のサービス名でいくつも広告を出しているケースがあり、トラブルに発展した場合に改めてホームページを見ようとしても『いつの間にかサイトが削除され連絡が取れなくなった!』という被害もあるようです。
そもそも社名や所在地を明示できない会社には後ろ暗いことがある可能性が高く、アフターサービスなどにも不安が残ります。どれだけ魅力的な価格やサービスを語っていたとしても、これらを名乗らないような会社への依頼は絶対に避けるべきです。
② 飛び込みでの訪問営業や唐突な電話営業
「近くで工事をしている、今なら値引きしますよ!」などともっともらしい理由をつけて営業をしてくる業者には要注意です。実際にそのような会社に依頼をした結果、不要な工事や違法な工事を行い高額な請求をした後、雲隠れして連絡が取れなくなるケースも報告されています。
また水道局の作業員を装い「水道局の依頼で無料の漏水調査にきた」などと訪問・電話してくるぼったくり業者もいます。そのような業者を家に入れてしまった結果、実際には水漏れしていないにも関わらず、『水漏れの工事をした』と不必要な請求を迫ってくることもあるようです。
訪問営業や電話営業などをしてくる会社には特に注意しましょう。
③ 事前に見積書を提示しない
作業に入る前には必ず、項目を明記した見積書を書面でもらうようにしましょう。
口頭であやふやな説明をするだけの業者や、作業内容が不明瞭な見積もりしか出してくれない業者には注意が必要です。また記載された内容や必要性がわからない項目が載っていた場合には、しっかりと具体的な説明を求めることも重要です。
料金に関してはぐらかしたり、専門用語でわかりにくい説明しかしてくれない業者の場合、後で色々と理由をつけて追加費用など請求してくる心配もありますので注意をしてください。
④ 不必要な工事を無理に勧めてくる
ただの水漏れで依頼したのにリフォームを勧められたり、不必要に便器を新品に交換することを提案されたりと、本来は不要な工事を無理に勧めてくるような業者には要注意です。
そのような不安を感じた場合すぐに依頼するのは控え、他社で相見積もりとるなどして本当に必要な工事であるかを見極めましょう。
ちなみに相見積りをすること自体を防ごうとする業者は、何か後ろめたいことがある可能性が高いので気をつけましょう。
⑤ 工事終了後に高額な追加料金を請求してくる
トイレのつまりや水漏れを安い料金で依頼したつもりが、工事が終わった途端に高額な料金を請求された、というトラブルも増えています。
こうしたトラブルを回避するには、先に挙げたとおり事前に作業内容が明記された見積書を書面でもらうこと。またその内容をしっかりと把握して依頼することが重要です。
また料金や作業内容については『プロにお任せします』などとあやふやにせず、作業前に料金・内容をしっかり確認した上で『料金が変わる場合は必ず事前に説明してください』と念を押して伝えておくとよいでしょう。
⑥ 聞いていた話と違う請求がある
『見積もり無料と聞いていたのに料金を請求された』『無料点検のはずが出張費用を請求された』など、聞いていたことと違う請求をされた場合、すぐに支払ったりサインしたりせず、しっかりと内容を確認しましょう。
その結果、請求が納得できないものであれば、然るべき対応をとることも検討しましょう。
「ぼったくり」「悪徳業者」の被害にあってしまったら
費用が必要な理由や内訳に納得できない料金は支払わない
請求の内容に納得がいかない場合には、料金を支払わないようにしましょう。
ただ、ぼったくり業者はあの手この手で当日の支払いを迫りますが、『後日納得がいった金額であれば支払う(意思がある)』ことを伝え、すぐに支払うのは避けましょう。
消費者センターに相談する
消費者センターに相談することでトラブルの解決につながることもあります。
また個人では焦ってしまってうまく対応できない状況でも、客観的なアドバイスをもらうことでうまく対応できることもありますので、消費者ホットラインを利用して相談してみてください。
またすでに支払いをしてしまった場合でも、状況によってはクーリング・オフが適用されたり、個別で返金対応が受けられるケースもあります。そのような相談も消費者ホットラインで受け付けてくれます。
消費者ホットライン | 全国共通「☎︎ 188」番(いやや) |
窓口 | 最寄りの消費生活センター 市区町村の消費生活センター 都道府県の消費生活センター 国民生活センター |
身の危険がある場合、警察に連絡
ぼったくりの悪徳業者とトラブルになり、身の危険を感じるようであれば警察に連絡しましょう。特に一人暮らしの高齢者世帯などには、強引に契約や支払いを迫るような業者もあります。
強引に家に上がり込んできたり、勝手に修理を始めたり、断っても強引に話を勧められたりする場合などは、迷わず警察に相談しましょう。
相見積もりで「ぼったくり」「悪徳業者」の被害を回避
トイレつまりや水漏れなど、水周りのトラブルはどこの家庭にも起こりうるものとはいえ、普段から馴染みのあるものではないので、修理に関する知識は限定的になってしまうでしょう。
見積りを元に説明を受けたとしても、それが適正な内容か、また妥当な金額かなど判断するのは困難です。そこで判断基準を持つためにも、相見積もりをお勧めします。
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